藤川メソッド 取り組み初期段階!
まず最初に行ったのは、藤川メソッドの情報を惜しみもなく無料公開してくれている先生のアメブロ記事の閲覧です。
まず、自分の患っている疾患からそれぞれのアプローチを見て、そこから自分の状況や血液データなど含めて共通点の多い項目を洗い出しました。
先生が主にブログでいう「鉄たんぱく不足」それらの患者データと私のデータは類似点がありました。
- 鉄たんぱく不足
- 男性は女性より鉄分が不足しにくい、ゆえに女性よりも低フェリチンに左右されやすい。
- 元々食事量が私は落ちていた!
- 令和4年4月からの取り組み
- 長期的なたんぱく不足の影響がでる
- それでも回復したリウマチ、線維筋痛症
鉄たんぱく不足
先生が指摘する、たんぱくの指標。高齢者を除いて血液検査の尿素窒素から図る方法ですが、10以下は最重度たんぱく不足。15以下でも重度たんぱく不足という見解を先生はしています。
そこで私の尿素窒素を見ると、基本10以下で低い時で6以下、高いもので8がやっとでした。
また鉄分を見る指標は血液検査のフェリチン項目で見ますが、150から200は欲しいと先生は見解を載せており、私の値はピークで66。直近で12となっておりました。
男性は女性より鉄分が不足しにくい、ゆえに女性よりも低フェリチンに左右されやすい。
まず、鉄分のフェリチンはいわば体内にとどまる貯蔵される鉄の指標。
鉄分を作るにはタンパク質とビタミンCが必要であり、長期的に不足した場合体内の貯蔵鉄が消費されるメカニズムです。
男性は生理がある女性と違い、また肉食で食事量も多いため、女性よりはフェリチンが不足しにくい体質のようです。
ただ、不足しにくいだけに不足に女性以上に左右されやすい。という見解を先生はしています。
鉄とたんぱくが不足すると、メンタル系の症状が強く出たり、身体の代謝や回復力にものすごい影響があるようです。
元々食事量が私は落ちていた!
平成30年初期にリウマチと線維筋痛症の診断が出て、そこから悪化の一途をたどり、食事すら満足に取れなくなっていた私としては、医学的に数字の不足はなくとも。
最先端の分子栄養学でいうなら、質的栄養失調状態にあったと言えます。
これがリウマチ、線維筋痛症への合併と悪化を進めた原因であるといえます。
病院から処方されるラコール、また生活保護の資金難からくる節制により、状況は転落する一方だったでしょう。
令和4年4月からの取り組み
上記を踏まえて、私が行ったのはプロテインをとることです。
落ちた食事量は取り戻すのは容易ではない、そのためタンパク質を効率的に摂取するため、プロテインを飲み始めました。
ここで藤川メソッドで指摘されている問題、長期的な鉄たんぱく不足により、タンパク質の消化吸収能力が著しく落ちており、飲めない人が多いという点です。
これは男性はめったにないようですが、数値的には女性のような状態の男性の私。
きっと、飲めない状態が出るだろうと想定して、少量から取り組みました。
最初は調子がよく、5月、6月と問題なくプロテインが飲めていたので、問題ないと考えてサプリを開始します。
しかし、落とし穴は突然8月にきます。
長期的なたんぱく不足の影響がでる
調子がよくなり、絶好調だった自分に突然の長期的な下痢が襲います。それも一回二回でなく、毎日10回以上下痢をする。おならに下痢が混じって、下着を汚すような状態になります。
胃腸炎のイレギュラーもありましたが、結果私はこの下痢の症状に令和5年2月ぐらいまで手こずりました。
藤川メソッドでこの現象は「タンパク質の長期的な不足から、消化器がタンパク質の吸収分解能力を失っており、取れていたと錯覚していたタンパク質の消化吸収機能が再起動したことにより吸収しきれないタンパク質が流れてる」という事です。
先生はブログの中でも「長期的な鉄たんぱく不足を甘く見てはいけない、取り戻すのには時間がかかる」と諭すように説明しています。
これにより、自分はやはり男性のケースに当てはめて考えてはいけない。長期的に不足している女性の事例と回復の期間を参考にするべきだと考えました。
結果、プロテインを20g二回から、5gの二回で消化器系の反応が落ち着くまで様子を見て。地道に行こうと8、9、10月は活動をセーブして取り組みました。
それでも回復したリウマチ、線維筋痛症
それでも藤川メソッドを初めて、二か月ほどの令和4年6月には私の身体症状のリウマチと線維筋痛症は落ち着いてました。
これは化学物質過敏症と比べるとこれらの発症が短いことから、栄養摂取でのアプローチで回復が早かったのだと私は理解しています。
化学物質過敏症はまだ完治にいたってません。
ただ、タンパク質と鉄が満足に吸収できていない段階でも、これだけの飛躍的な体感と効果があったのは私が、藤川メソッドを継続するには十分な理由でした。